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東急グループは創業以来、オンリーワンの事業基盤を持っています。それは、鉄道であり、渋谷をはじめ魅力ある拠点をいくつも抱える沿線エリアです。これは90年間にわたって先輩方が築き上げてきた強みであり、ここをさらに強化するという考えのもと、「選ばれる沿線であり続ける」ために「東急グループが、電鉄を中心とした自立的で強い企業集団になる」という中長期ビジョンを掲げて事業を展開しています。
しかしながら、改めて「選ばれる沿線」とは何なのでしょうか。その答えは、お客様から「住んでみたい」「行ってみたい」「働いてみたい」というように、「〜したい」と思っていただける沿線、お客様の心を動かすパワーを持った沿線だと考えます。
このような沿線づくりに向けて、私が社長に就任した2011年4月より「3つの日本一」というテーマを掲げております。それは、東急線沿線を「住みたい沿線、日本一」にすること、渋谷を「訪れたい街、日本一」にすること、二子玉川を「働きたい街、日本一」にすることです。

お客様の「〜したい」を刺激する街づくりは、東急電鉄単体で実現できるものではありません。東急百貨店や東急ストア、東急エージェンシーなど、東急グループ各社の力を結集した総合力で取り組むべきテーマだと考えています。
しかし、積み上げるべき個々のグループ各社の力が小さければ、そこから生まれる推進力も大きくはなり得ません。そのため、個々のグループ各社としてそれぞれの専門性に磨きをかけ続けることが大切だと考えます。そのうえで、解決すべき課題に応じて各社が結束・連携すれば、「集積によるバリュー」を2倍、3倍ではなく、2乗にも3乗にも膨らませることができるはずです。
また、グループ間における人材交流も活発にしていきたいと考えています。東急電鉄からグループ会社への出向はもちろん、グループ会社から東急電鉄への出向も必要です。こういった交流を通じて互いに切磋琢磨し、企業同士、人材同士の結びつきをより強固にすることで、個々のグループ各社と人材両面における「集積によるバリュー」を高めることができます。そして、この大きなパワーを原動力に、東急グループは「3つの日本一」達成に向け、一つになって取り組んでまいります。

目標に対する使命感を持ち、自ら学ぶという姿勢は非常に大事です。仕事をしていくうえで大切な要素に気力・体力・知力がありますが、特に若いうちは積極的に知力を磨いていくべきです。なぜなら、知力に裏付けられた知見こそが専門性の本質であり、プロたる所以だからです。また、他者に負けない知力があれば、くだんの彼がそうであったように、色々な仕事を任されるようになります。入社年次に関わらず、いかに仕事を任されるような人物になるかは、仕事の面白さにつながる重要な要素です。
先輩を納得させられるような努力を続け、いつの日か、周囲から「一緒に働きたい」と思われる人材になったとき、より深みのある仕事の面白さに気付くはずです。まずは「その道のプロ」を目指して一所懸命努力してください。目標に対する使命感を持ち、情熱をもって努力し続けることのできる人材、そのような方とぜひ一緒に未来の「東急」を創っていきたいと思っています。
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